Bybit(バイビット)vs Bitget(ビットゲット)徹底比較 2026|手数料・安全性・使いやすさの違い

Bybit(バイビット)とBitget(ビットゲット)は、世界的に利用されている大手暗号資産取引プラットフォームです。

どちらも現物取引、先物・無期限契約、TradingViewチャート、スマートフォンアプリなどを提供しているため、一見すると似ています。

しかし実際には、先物取引の基本手数料、流動性、コピートレード機能、セキュリティ対策、利用可能地域などに違いがあります。

この記事では2026年8月時点の公式情報をもとに、BybitとBitgetを比較します。

【重要:日本居住者について】

2026年現在、日本居住者を取り巻く状況は以前と大きく変わっています。

Bybitは日本居住者向けサービスについて規制対応措置を完了しており、現在は対象ユーザーに対して暗号資産の出金、法定通貨の出金、一部Convertなど限定された機能を残しています。

Bitgetも2026年8月3日以降、日本居住者の新規登録を受け付けていません。既存の日本居住者アカウントについても、2026年11月1日から段階的な制限が予定され、残存ポジションは2026年12月31日以降に強制決済される予定です。

したがって、日本居住者に対してBybitまたはBitgetの新規口座開設を推奨する記事ではありません。

以下の比較は、これらのサービスを合法的に利用できる地域に居住しているユーザー、海外在住の日本語ユーザー、または取引所比較を目的とする読者向けの情報です。


1. BybitとBitgetの違いを先に比較

比較項目 Bybit Bitget
先物Maker基本手数料 0.020% 0.020%
先物Taker基本手数料 0.055% 0.060%
現物基本手数料 Maker / Taker 0.10% 通貨ペア・キャンペーン・VIPレベル等により変動
流動性・先物取引 ★★★★★ 4.8/5 ★★★★☆ 4.5/5
コピートレード ★★★★☆ 4.2/5 ★★★★★ 4.9/5
UI・操作性 ★★★★★ 4.7/5 ★★★★★ 4.6/5
準備金透明性 ★★★★★ 4.7/5 ★★★★★ 4.7/5
セキュリティ評価 ★★★★☆ 4.2/5 ★★★★☆ 4.5/5
日本居住者の新規利用 不可 2026年8月3日以降不可

結論を簡単にまとめると、利用可能地域のユーザーであれば、先物取引の流動性や注文環境を重視する場合はBybit、コピートレードを重視する場合はBitgetが比較候補になります。

ただし「どちらが絶対に上」という関係ではなく、取引スタイルによって評価は変わります。


2. BybitとBitgetの先物取引手数料比較

短期売買や先物取引では、取引手数料の差が長期的な損益に影響します。

2026年時点の非VIPユーザー向け基本レートを比較すると以下のようになります。

取引所 Maker Taker 評価
Bybit 0.020% 0.055% ★★★★★
Bitget 0.020% 0.060% ★★★★☆

Maker手数料は同水準ですが、通常の非VIP Taker手数料だけを比較すると、Bybitの0.055%がBitgetの0.060%よりわずかに低くなっています。

たとえば10,000 USDT相当のポジションをTaker注文で1回約定させた場合、単純計算すると以下のようになります。

取引所 10,000 USDT × Taker手数料
Bybit 約5.5 USDT
Bitget 約6.0 USDT

ただし実際には、VIPランク、キャンペーン、対象銘柄、紹介プログラム、地域、取引量などによって適用手数料が変わることがあります。

登録前だけでなく、ログイン後に表示される自分の実際のFee Rateを確認することが重要です。

ポイント

以前は「Bitgetの方が圧倒的に安い」と紹介されるケースも多くありましたが、2026年の通常基本レートだけを比較すると、そのように単純化することはできません。


3. MakerとTakerではどちらが重要?

手数料を比較するときはMakerとTakerの違いも理解しておく必要があります。

  • Maker:注文板に流動性を追加する注文
  • Taker:すでに存在する注文を即時に約定させる注文

成行注文を多用する短期トレーダーの場合、MakerよりもTaker手数料の影響が大きくなる傾向があります。

逆に指値注文を中心に取引する場合は、Maker手数料の比重が高くなります。

さらに先物取引では通常の売買手数料以外にFunding Rate(資金調達率)も存在します。

長期間ポジションを保有する場合は、取引手数料だけでなくFunding Feeまで含めて比較する必要があります。


4. 流動性・約定環境を比較

Bybit:デリバティブ取引を重視するユーザー向け

Bybitは創業当初からデリバティブ取引を主要サービスとして成長してきた取引所です。

BTCやETHなど主要銘柄では厚い注文板が形成される傾向があり、大きな注文を扱う場合には流動性が重要な比較ポイントになります。

TradingViewベースのチャート、複数注文方式、ポジション管理機能なども充実しています。

Bybit流動性・取引環境評価:★★★★★ 4.8/5

Bitget:先物に加えて幅広い機能を重視

Bitgetも世界的に大規模な先物市場を提供しており、BTC・ETHなど主要銘柄であれば十分な取引環境を備えています。

特に先物取引だけに特化するのではなく、コピートレード、Trading Bot、各種Earnサービスなどを一つのアプリ内で利用できる点が特徴です。

Bitget流動性・取引環境評価:★★★★☆ 4.5/5

なお、流動性やスリッページは取引銘柄、時間帯、市場状況、注文サイズによって大きく変化します。「常にBybitの方が滑らない」と断定することはできません。


5. コピートレードならBitgetが強い

Bitgetの代表的な機能の一つがCopy Trading(コピートレード)です。

公開されているトレーダーの取引履歴やROIなどを確認し、条件を設定したうえで取引を自動的に追従できます。

Bitgetはコピートレードを長年主要サービスとして展開しているため、コピー機能を重視するユーザーにとって比較しやすいプラットフォームです。

Bitgetコピートレード評価:★★★★★ 4.9/5

Bybitにもコピートレード機能はありますが、コピートレードをサービス選択の最優先条件にする場合はBitgetを先に比較する価値があります。

Bybitコピートレード評価:★★★★☆ 4.2/5

注意:コピートレードは利益を保証する機能ではありません。過去の高いROIや勝率が将来の利益を意味するものではなく、コピー元トレーダーが大きな損失を出す可能性もあります。


6. UI・アプリの使いやすさ

Bybit

Bybitはチャート・注文板・ポジション・注文設定を一つの画面で確認しやすく、頻繁に先物取引を行うユーザーに適した設計です。

注文方法や各種設定項目も多いため、初心者には最初やや複雑に感じる可能性があります。

操作性:★★★★★ 4.7/5

Bitget

BitgetもPC版・スマートフォン版ともに主要機能へアクセスしやすく、特にコピートレードや各種運用サービスへの導線が分かりやすい設計です。

操作性:★★★★★ 4.6/5

UIについては最終的に好みの差が大きいため、一方を絶対的に優れていると評価するのは適切ではありません。


7. セキュリティとProof of Reservesを比較

暗号資産取引所を比較するうえで、手数料以上に重要なのが資産管理とセキュリティです。

Bybit

BybitはProof of Reserves(PoR)を公開しており、2026年7月に公表されたデータではBTC、ETH、USDT、USDCなど主要対象資産の準備率が100%を超えていると報告されています。

一方で、セキュリティを評価する際に無視できないのが2025年2月21日の大規模な資産流出事件です。

BybitのEthereumコールドウォレットに関連する攻撃により、当時の評価額で約14億ドル規模のETH系資産が流出しました。

その後Bybitは資産不足分を補充し、Proof of Reservesを更新しました。

したがって、現在のBybitを評価する場合は、単純に「ハッキングされたことがない」と表現するのではなく、過去の大規模事件とその後の対応を両方確認する必要があります。

セキュリティ総合評価:★★★★☆ 4.2/5

Bitget

Bitgetも定期的にProof of Reservesを公開しています。

2026年7月に公開されたPoRでは、Bitgetは総準備率122%と発表しています。

さらにユーザー資産保護の追加レイヤーとしてProtection Fundを設けています。

2026年7月のProtection Fundは平均評価額約3.51億ドル、月間最高評価額約3.65億ドルと報告されています。

ただしBTCなどの価格によってドル換算評価額が変動するため、「常に固定額が保証されている」と解釈してはいけません。

セキュリティ総合評価:★★★★☆ 4.5/5

項目 Bybit Bitget
Proof of Reserves あり あり
主要資産100%以上の準備 公表あり 公表あり
追加保護基金 独自の資産管理・セキュリティ体制 Protection Fund
重大な過去の事件 2025年:約14億ドル規模の流出 Bybit級の同規模事件は確認されていない

なお、Proof of Reservesが100%以上だからといって、取引所の倒産・ハッキング・規制・オペレーショナルリスクが完全になくなるわけではありません。

長期間保有する資産については、自己管理ウォレットを含めて保管方法を分散することも重要です。


8. 日本居住者は利用できる?【2026年8月重要更新】

この記事で最も重要な変更点です。

取引所 2026年8月時点の日本居住者
Bybit 日本居住者に関する規制対応措置を完了。対象ユーザーについては出金および限定的なConvertなどが残る状態。
Bitget 2026年8月3日以降、日本居住者の新規登録停止。11月1日以降段階的制限、12月31日以降残存ポジションの強制決済予定。

そのため、過去の記事に多かった

「日本人ならBybitがおすすめ」

「日本人ならBitgetに登録」

といった案内は、2026年8月現在では適切ではありません。

重要なのは国籍ではなく居住地です。

日本語を使用する人でも、日本以外の利用可能地域に合法的に居住していれば条件が異なる場合があります。

登録前には必ず各取引所のRestricted Countries / Terms of Service / KYC条件を確認してください。


9. 入金・出金方法について

利用可能地域では、Bybit・Bitgetともに主に以下のような方法が利用されています。

  • 他の暗号資産取引所から暗号資産を送金
  • 自己管理ウォレットから暗号資産を送金
  • 対象地域で利用可能なカード・法定通貨サービスを利用
  • P2Pサービスが認められている地域でP2Pを利用

利用可能な決済手段は国・地域ごとに異なります。

また、銀行振込やP2P取引については各国の法令、本人確認制度、金融機関の規約などを確認する必要があります。

そのため、以前のように「LINE Payや銀行振込で簡単にUSDTを購入できる」と一律に案内することは推奨しません。


10. Bybitが向いている人

  • 先物・無期限契約を中心に取引する
  • BTC・ETHなど主要銘柄の流動性を重視する
  • Taker基本手数料を少しでも抑えたい
  • 高度な注文機能を利用したい
  • TradingViewを使った裁量取引を重視する

総合評価:★★★★☆ 4.6/5


11. Bitgetが向いている人

  • コピートレードを重視する
  • 複数のトレーダーを比較して運用したい
  • 先物・現物・運用サービスをまとめて利用したい
  • Protection Fundを含む資産保護施策を重視する
  • スマートフォン中心で取引する

総合評価:★★★★☆ 4.6/5


12. Bybit vs Bitget 最終比較

目的 評価
先物取引の基本手数料 Bybitがわずかに優勢
主要銘柄の流動性 Bybitが優勢
コピートレード Bitgetが優勢
スマホ中心の使いやすさ ほぼ互角
Proof of Reserves 両社とも公開
Protection Fund Bitgetが特徴的
過去の重大セキュリティ事件 Bybitは2025年に大規模事件あり
日本居住者の新規利用 どちらも現在は推奨不可

利用可能地域のユーザーを前提とするなら、先物・流動性重視ならBybit、コピートレード重視ならBitgetという違いが最も分かりやすいでしょう。

ただし取引所選びでは、手数料だけでなく利用地域、本人確認、規制、資産管理、流動性、Funding Rate、出金条件まで確認することが重要です。


13. CoinPop公式パートナーリンク

CoinPopはBybit・Bitgetのパートナープログラムを通じて案内を行っています。

以下のリンクは、各サービスを合法的に利用できる国・地域のユーザー向けです。日本居住者向けの新規登録案内ではありません。

Bybit パートナーリンクを確認する

Bitget パートナーリンクを確認する

割引率、ボーナス、キャンペーン条件、対象地域は変更される場合があります。登録画面に表示される最新条件を必ず確認してください。


14. 公式情報・更新確認先

最終更新:2026年8月12日

免責事項:本記事は暗号資産取引所に関する一般的な情報提供を目的としており、投資助言・法律助言を目的とするものではありません。暗号資産およびデリバティブ取引には元本を失うリスクがあります。サービスの利用可否、手数料、キャンペーン、法規制は国・地域および時期によって異なります。